ライトルーム:「ヘルスチェック」のすすめ

ライトルーム_ヘルスチェックの勧め
お陰様でマサ・オニカタの「ライトルーム使い方講座」は、多くの方にご利用いただき、開催回数も1500回を超えました。2020年前半からは、Zoom(ズーム)を利用したオンライン・レッスンも行っており、地方にお住まいの方や、海外在住の方など、更に多くの方にご利用いただけるようになりました。

そこで、今回は、レッスンをご受講いただいてから一定の時間が経過している方向けに、「ライトルームの定期健診(ヘルスチェック)の重要性」に関する記事を書いてみたいと思います。

これまで自己流でライトルームを使用してきて、「果たしてこの使い方で正しいのだろうか?」といった疑問をお持ちの方にも是非ご一読いただきたいと思います。

「マサ・オニカタのライトルーム使い方レッスン」では、主に以下の内容をしっかり学んでいただけるようになっています。

  • ライトルームの仕組み
  • カタログファイルの役割
  • 効率的な写真管理の方法
  • 写真の保存場所
  • バックアップのとり方
  • 現像(写真を編集して仕上げること)の基本と応用
  • 書き出しの詳細設定(印刷用、SNS用など)

とても充実した内容のプライベートレッスンで、ご受講いただいた皆さんには大変ご満足いただいているのですが、初回のご受講から数か月後に再受講される方のパソコンを拝見すると、間違った操作を行ってしまっていて、軌道修正や、修復が必要となっている場合がよくあります。

ちょっとした勘違いや、誤操作がきっかけだったりするのですが、結果、写真の管理や現像に支障が生じていることもよくあるため、半年に一度や、一年に一度、定期健診のつもりでレッスンの再受講をご検討いただけたら、と思う次第です。

以下は、過去によくお見かけしたミスや問題点の一例です:

      1. カタログと写真の紐付けが切れている

      以下のように「?」や「!」が表示されている場合、カタログと写真の紐付けが切れていることになります。「!」が表示されている画像に対しては、現像、書き出し、プリントなど行うことができません。

      紐付けが切れた状態
       

      2. 写真の保存場所が変わってしまっている

      以下の例では、「2014」フォルダーの中に「2014-(月)-(日)」という日付フォルダーが存在しているべきなのですが、「2019-09-16」フォルダーの中に「2014」というフォルダーが重複して作られ、その中に複数の日付フォルダーができてしまっています。

      写真の保存場所が変わっている
       

      3. カタログのバックアップをとっていない

      カタログファイルの中には各写真の現像情報などが保存されているのですが、このバックアップをとっていない(もしくは、とっていても、それがどこに保存されているかわからない)と、カタログファイルが破損したときに大変なことになります。長年コツコツと写真の現像を行ってきた記録が全てなくなり、「撮って出し」状態の画像だけが残る、という状態になってしまうのです。「パソコンが壊れる」という事態もあり得るわけで、その場合も同様の結果になります。

       

      4. 写真のバックアップをとっていない

      写真を保存しているドライブ(例:内蔵ドライブや外付けハードディスクなど)が壊れてしまった時、バックアップをとっていないと大切な財産を失うことになってしまいます。

       

      5. クラウド・ストレージがいっぱいになり、各種ファイルの保存ができない状態になっている

      ライトルームの関連ファイル(例:カタログファイルやそのバックパップファイル)をクラウド上に保存している場合、クラウドに十分な空き容量を確保しておく必要があります。クラウドがいっぱいになってしまうと、新規ファイルの保存ができなくなってしまうため、不要なファイルなどは定期的に削除する必要があります。

      クラウドストレージの空きがありません
       

      6. 現像で行うべき重要な操作を忘れている

      ライトルームの現像にはとても多くの機能があります。その中でも、必ず行っていただきたいことがいくつかあるのですが、長い間ライトルームを使わない期間があると、忘れてしまったりしますね。

      ディテールパネル_シャープ_マスク
       

      7. 写真の書き出し設定を間違えている(例:インスタグラムとフェイスブックに同じ書き出し設定を使っている等)

      書き出しの設定は、目的に合わせて変更する必要があります。例えば、Facebook用の書き出しと、Instagram用の書き出しでは設定の値が異なるのですが、それを忘れてしまい、Instagram用に書き出した画像をFacebookにも使っている方がいらっしゃいます。その場合、Facebookの画面に、低解像度の画像が表示されることになってしまうため、やはり書き出し設定は目的に合わせて変更したいですね。

      SNS用書き出し設定
       

知らないうちに、誤った操作をするようになったり、大切なことを忘れてしまったり、ということはよくあるものですが、なるべく早期に対処していただきたいと思います。

 
「年末年始の休暇を使ってライトルームをもっと勉強したい」、とお考えの方も多いと思います。
お休みに入る前や、休暇の前半にヘルスチェックを受けていただくと、その後の時間をより有効に使っていただくことができるようになりますので、この機会に是非、ご受講をご検討ください。

レッスンには以下の4種類がございます。

      1. 新橋駅から徒歩1分の会場で開催(150分)
      2. 東京23区内の出張レッスン(120分)
      3. 23区以外、神奈川県、埼玉県、千葉県への出張レッスン(120分)
      4. Zoomを使用したオンライン・レッスン(10分~120分)

詳細は以下のページをご覧ください。

写真撮影 &アドビ・ソフト使い方レッスン


 
ご受講に関するお問い合わせは以下のボタンをクリックしてください。

 
それでは、お申込み・お問合せをお待ちしております。

マサ・オニカタ