新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務(≒テレワーク)をする方がとても多くなっていますが、今回の記事では「Zoom(ズーム)やSkype(スカイプ)などのオンライン会議ツールが快適に使える必須アイテム」に関して、解説したいと思います。
ZoomやSkypeは昨今、通話の品質がとても良くなり、音声がくっきり聞こえるようになりました。また、相手の声が少しずれる、いわゆる「遅延」もほとんど感じないレベルで、携帯電話よりも快適に会話ができます。
私の場合、Zoomを使って、アドビ・ライトルームやフォトショップのマンツーマン・レッスンを行うことが多いのですが、快適な音声通話に加え、画面共有をしたり、受講者の方の画面にペンで書き込み、「次はここをクリックしてください」などといった指示出しをしたり、といったこともできるため、とても重宝しています。
(ライトルーム / フォトショップのレッスンは音声通話と画面共有のみで「顔出しはなし」で行っています。)
大変便利なオンライン会議ツールですが、パソコンに「ヘッドセット」を繋ぐと、より一層快適に使えるようになります。
「ヘッドセット」がもたらすメリットには以下のようなものがあります:
- 相手の音声が、よりクリアに聞こえる
- 自分の声も、相手にクリアに聞こえる
- 外部の音を遮断できるので、集中できる
- 相手の声が漏れないので、周囲に迷惑がかかりにくい
価格もそれほど高額ではないので、マイクやスピーカーが内蔵されているノートパソコンをお持ちの方にも是非使っていただきたいアイテムです。
因みに、デスクトップ・パソコンの場合、マイクやスピーカーが内蔵されていないケースがほとんどですので、ヘッドセットは「必需品」と言ってよいでしょう。
とても便利なヘッドセットですが、昨今の状況を受けて、実はかなり品薄になっています。最も人気のある「USBヘッドセット」では、商品によって「入荷未定」や「3週間待ち」というものもあるようです。
例えば以下の商品。当記事執筆日(2020年4月10日)の時点で、「5月2日入荷」となっています。
また、在庫があり、すぐに購入できる商品には法外な値段が付いていたりします。(通常は2000円前後で購入できます。)
そこで、今回の記事では、「比較的購入しやすいタイプのヘッドセット」と、「プラグ変換アダプター」に関して、触れてみたいと思います。
パソコン用ヘッドセットには、接続用端子が異なる4種類が主に存在します。
A. USBヘッドセット(端子が、一般的な「USB」になっているいもの)
B. USB Type-Cヘッドセット (端子が「USB Type-C」になっているもの)
C. マイクとヘッドホンの端子が分かれているもの(マイク用がピンク、ヘッドフォン用がグリーンの端子です。)
D. 3.5mm ミニブラグ(4芯)の端子が付いているヘッドセット
昨今、最も品薄なのが「A」のタイプです。また、「B」は、そもそもあまり流通していないため、入手困難です。
一方、 「C」や「D」のタイプは比較的入手しやすい状況のようです。
「C」タイプの例:
ページの「すべての出品を見る」ボタンをクリックすると、在庫のあるお店が複数表示されます。(2020年4月10日時点)
「D」タイプの例:
(Dタイプのものは、既にお持ちの方も多いと思います。スマートフォンを購入すると、同梱されていたりしますので。)
一方で、ZoomやSkypeを使うパソコンに、「C」や「D」のコネクターが付いていないこともよくあります。
特に「D」はちょっと厄介で、端子は同じ3.5mmのミニプラグでも、「3芯」といって、マイク入力に対応していないものが結構あります。
そこで、お勧めなのが「変換アダプター」。
比較的安価で、目立った在庫切れも起きていないようですので、よろしければ入手を検討してみてください。
以下の一覧表を参考にしていただくと良いと思います。
また、「音楽用のヘッドホン」と「パソコン用外付けマイク」を一緒に使う、という方法もあります。パソコンに3.5mmのコネクターが付いていれば、少なくともヘッドホンを繋いで音声を聞くことはできますので、別途、マイクだけ購入すればよいわけですね。
USB端子付きの外付けマイクには、以下のようなものがあります。
以上、ZoomやSkypeがより快適に使えるようになるアイテムのご紹介でした。
ミヤビプロダクション
マサ・オニカタ