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「液晶モニタールーペ」購入が可能になりました

液晶モニタールーペが購入可能になりました-Featured


 
以前、アメリカ「フードマン社(Hoodman)」の液晶ルーペに関する記事を書かせていただきました。
 


NG写真が激減する!「液晶モニタールーペ」
今回は、意外と知られていない、とても便利な撮影ツールのご紹介です。 一般的には「ルーペ」とか、「液晶モニタールーペ」と呼ばれているもの。見てお分かりのとおり、液晶モニターに押し当てて覗きこむものです。このツールのメリットは「周囲が明るい時に光を遮断できるので液晶に表示された画像をきちんと確認できる」ということです。それ以上でもそれ以下でもありません。ただ、それができると何が良いかというと:① ピントの確認が正確にできる。現場ではきちんとピント合わせをしてシャッターを切ったつもりだったのに、...
NG写真が激減する!「液晶モニタールーペ」 - ミヤビプロダクション

NG写真が激減する!「液晶モニタールーペ」~続編

2017年7月16日の記事でカメラの液晶モニターに押し当てて使う液晶モニタールーペの紹介をしました。今回はその記事の続編です。NG写真が激減する!「液晶モニタールーペ」の最初の記事はこちらになります。 この記事の中で、アメリカHoodman(フードマン)社製の液晶モニタールーペをお勧めとして紹介し、更に、「8月に新商品が発売の予定」と書きましたので今回はこの新商品に関する最新情報です。予定どおり、アメリカでは8月上旬に発売になったのですが、8月15日現在は一時的に在庫切れの状況になっているようです。ただ、ア...
NG写真が激減する!「液晶モニタールーペ」~続編 - ミヤビプロダクション

記事の執筆時期にちょうど前のモデルが生産終了になり、新しいモデルが本国アメリカで発売になりましたが、日本での発売は未発表でした。

前のモデルは(株)ケンコープロフェッショナルイメージングが輸入代理店を務めており、こちらのサイトに掲載されていました。ヨドバシカメラなども、大型店舗では在庫を持ち、展示品に触れた後に購入を決めることが可能でした。ところが、残念な事に、アメリカで発売になった商品は、(株)ケンコープロフェッショナルイメージングさんによる正規の扱いはないまま長い時間が経っていました。

そして、先日、思い立って日本のAmazonで検索してみたところ、なんと、並行輸入品で販売が始まっていました!

アマゾン「直」ではなく、輸入業者さんによる販売のようで、オーダーしてから2週間前後待つことになると思いますが、アマゾンを介しての取引なので、安心ですね。

以下は、H32MBという商品で、3.2インチの液晶モニター用です。縦横比も3:2でないとNGなのでお気を付けくださいね。

例えば、CANONのフルサイズ・カメラで言うと、以下のモデルが3.2インチです。

なお、EOS Rは3.15インチの液晶モニターですが、恐らく問題なく使えると思います。

一方、EOS 6D Mark IIは3.0インチモニター搭載のモデルです。さすがに0.2インチの差がある場合、上記のモニタールーペは互換性がなく、その場合は3.0インチ専用の以下のモデルにすると良いでしょう。

 
Hoodman液晶ルーペの3.0インチ用モデルはH30MBという型名です。(こちらも縦横比が3:2になっていますのでお気を付けください。)

他のメーカーのモデルをお使いの方は、取説や、ウェブ上の仕様表を前以て確認してくださいね。
 
なお、カメラを2台持っていて、「1台が3.2インチ液晶、もう一台が3.0インチ液晶のモデル」という方は、商品のベース部分のみを追加購入し、付け替えて使用することが可能です。

例えば、H32MBという3.2インチ用のセットと3.0インチ用のベース(H30B)を購入する、というパターン。

もう一つは、H30MBという3.0インチ用のセットと3.2インチ用のベース(H32B)を購入する、というのでも結果は一緒です。上のルーペ部分は2モデル共通のようですので。

更に、前回の記事でも書いたのですが、別売りのアイカップを追加するのがお勧めです。

HMAG3.0という3倍レンズ付きのアイカップは私も愛用していますが、細かい部分のピントを確認する時などにとても便利です。こちらの商品、既に生産は終了しているようですので、在庫のある今が購入のラストチャンスですね。(下の写真だと、本体も写っていますが、HMAG3.0は上のアイカップ部分のみですのでご注意ください。)

 

また、3倍レンズの付いていない「素(す)」のアイカップ(商品名:HTE)も販売されています。私のお勧めはやはり、3倍レンズ付きのHMAG3.0ですが、HTEがあるだけでも光が遮られ、使いやすくなると思います。

液晶ルーペは、別のメーカーのものが国内でも出回っていますが、その大半がプラスチックのレンズを使っていて、液晶がくっきり見えないものが多いという印象があります。

ちょっと値が張りますが、現場でしっかりピント合わせを行いたい方などは、光学性能に優れた、ガラスレンズを採用しているHoodmanルーペの購入を是非検討してみてくださいね。

 
 
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マサ・オニカタ

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