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Lightroom:地味だけど便利な設定~マニュアル

Lightroom(アドビ・ライトルーム)の「地味だけど便利な設定」第3弾です。

第1弾は、現像時に不要なパネルを自動的に閉じる「単独モード」に関して、第2弾は、グリッド表示の際、各写真の重要な情報を表示する「拡張セル」という設定に関しての説明でした。これらの機能に興味のある方はこちらをご覧ください。

Lightroom(アドビ・ライトルーム)には驚くほど多くの機能が詰まっていて、数年間使い続けているヘビーユーザーの私でも、未だに新しい発見があったりします。そして、新しい機能を覚えれば覚えるほど、Lightroomはより一層便利なツールに進化していきます。さて、この記事では、意外と知られていない、「地味だけど便利な設定」に関して触れてみたいと思います。何度かに分けた小出しの投稿になると思いますが、ご了承くださいね。まず今回は、「単独モード」。ライブラリモジュールでも使えるのですが、どちらかというと、現像モジ...
Lightroom:地味だけど便利な設定~単独モード - ミヤビプロダクション
Lightroom(アドビ・ライトルーム)の、意外と知られていない、「地味だけど便利な設定」第2弾です。前回は、現像の際に便利な「単独モード」設定に関して解説しました。単独モードにご興味のある方はこちらをご覧ください。 今回はライブラリモジュールのグリッド表示(サムネイルサイズの画像が表示されているモード)で使用する「表示オプション」の「拡張セル」というものについて説明していきますね。(adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({}); Lightroomを起動し、キーボードの入力モードを半角英数にしてか...
Lightroom:地味だけど便利な設定~拡張セル - ミヤビプロダクション

 
今回は画面内の不要なパーツの表示・非表示をする際とても便利な「マニュアル」設定に関して解説していこうと思います。ライブラリモジュールや現像モジュールで作業する際、不要なパーツを瞬時に非表示にし、画面中央の画像表示領域を広くします。また、必要になったら、それらのパーツを再表示します。表示・非表示を素早く切り替えて作業することで、作業環境を快適に保ちます。




 
表示・非表示を切り替えるパーツは以下の4つです。

・左パネル
・右パネル
・モジュールピッカー
・フィルムストリップ


 
まずは現状の確認をしましょう。
Lightroomを立ち上げて、ライブラリモジュールのグリッド表示にしてください。(キーボードを半角入力モードにし、「G」キーを押すとグリッド表示になります。)
画面の上下左右に以下のような三角マークがあると思います。表示されているパーツを非表示にしたり、再表示するためのポタンです。上の三角はモジュールピッカーの表示・非表示。下の三角はフィルムストリップ、左の三角は左パネル、そして右の三角は右パネルを出し入れします。


 
ここで、右側の三角を「右クリック」してみてください。以下のようなポップアップが現れ、一番上の「自動的に表示・非表示」にチェックが入っていると思います。他の三カ所も同様に、「自動的に表示・非表示」にチェックが入っているはずです。


 
今度は右側の三角を「クリック(左クリック)」し、右パネルを非表示にしてください。




 
次に画面の右端にマウスオーバーすると、自動的に右パネルが現れ、マウスを中央に移動するとパネルが非表示になります。



 

Lightroomはとても素早く写真の選別などができる、大変便利なツールなのですが、急いで作業を進めようとしている時に、意図しないタイミングでパネルが表示されることがあり、これが重なるとストレスになります。

例えば、グリッド表示で一番右にある写真をクリックしようとして、マウスを動かしたら、少しだけ右に行き過ぎてしまい、結果、右パネルがペロっと現れる、ということが良くあります。クリックしたかった写真はパネルによって覆い隠されてしまうので、仕方なく、一度マウスを左にずらし、パネルが引っ込んだら、少し慎重にマウスを右に戻して写真をクリックします。

表示・非表示の設定が「自動」になっているのが問題なので、これを「マニュアル」に切り替えます。先ほど同様、三角マークの上で右クリックしてください。表示されるポップアップから、「マニュアル」を選びます。


 
この作業を他の三つの三角マークに対しても行ってください。

これにより、意図しないタイミングで表示の状態が変わることがなくなりました。




 

ただ、パーツの出し入れをする度に、三角マークにマウスを移動し、クリックするのは面倒なので、代わりに「キーボード・ショートカット」を使います。
 


「Tab」キー: 左右のパネルをまとめて表示・非表示します。
 



「Shift」+「Tab」キー: 全てのパーツ(左右のパネル、モジュールピッカー、およびフィルムストリップ)を同時に表示・非表示します。
 



「F5」:モジュールピッカーのみ表示・非表示を切り替えます。
 



「F6」:フィルムストリップのみ表示・非表示を切り替えます。

パソコンの機種によってはF5やF6を押す際に同時に「fn」を押す必要があります。
 
このように表示・非表示を「マニュアル」に設定し、キーボード・ショートカットで操作をすると、必要な時に素早く画像表示領域を広げたり、パネルを呼び出したい時に瞬時に表示させたり、といった操作が可能になります。

とても小さな変更ですが、これにより、作業のスピードは上がりますし、誤動作の連続でイライラすることもなくなりますね。
 
 
このように、少しずつ、自分に合ったカスタマイズをすることで、Lightroomは更に強力なツールに進化していくのです。
 
今回の記事はここまでです。
 
 
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